インフルエンサーの選定方法は?アカウントの見るべきポイントを徹底解説
SNSで大きな影響力を持つインフルエンサーを活用したインフルエンサーマーケティングは、広告主様が定めた目的に最適なインフルエンサーを起用すれば大きな効果が見込まれます。そのためには、インフルエンサーの選定を入念に行う必要があります。定めた目的に効果的なインフルエンサーを選定する際に、インフルエンサーのアカウントのどこを確認すれば良いのか。ポイントはどこなのか。を解説していきます。
目的をしっかり決める
まず初めにインフルエンサーマーケティングを活用する際、明確な目的を設定することが重要です。目的を決めておくことで、どのインフルエンサーを起用すれば良いか、明確にすることが可能です。
目的項目
・認知施策
起用したインフルエンサーのフォロワーやSNS内部のユーザーへ、商品やサービスを多くの方に認知し、興味奮起を促す施策です。
Instagram:フィード面
Twitter:ツイート面
ブログ:ブログ面
YouTube:動画内
TikTok:フィード面
・新規顧客獲得施策
起用したインフルエンサーのフォロワーやSNS内部のユーザーへ、購入を促す施策です。
Instagram:ストーリーズ面/ハイライト面+URL
Twitter:ツイート面+URL
ブログ:ブログ面+URL
YouTube:概要欄+URL
TikTok:プロフィール欄+URL
・検索対応施策
認知・興味関心したユーザーがさらに、商品やサービスの情報を求め、SNS内部にて「アカウント名もしくはユーザー名で検索」「ハッシュタグ検索」「位置情報検索」「ワード検索」を行った際、インフルエンサーの掲載がヒットするように購入を促す施策です。
Instagram:フィード面
Twitter:ツイート面
ブログ:ブログ面
YouTube:動画内
TikTok:フィード面
アカウントの分析をするポイントと見方
しっかりと目的を定めたら、依頼するインフルエンサーを選定する必要があります。定めた目的に効果の高いインフルエンサーを活用するための、アカウント確認ポイントと見方を解説していきます。
投稿内容の確認
商品やサービスをリーチするユーザーが存在するのか確認をするために、日常の投稿を確認しましょう。
子供の商品やサービスをリーチしたい場合は、子供の画像掲載があるのか。ままの画像掲載はあるのか。子供にフォーカスした掲載はあるのか。日常生活の状況がわかる掲載があるのか。というか確認を行うことで、どのようなフォロワーがどのようなコンテンツに興味があるのかが把握できます。また、ジャンル別に、いいね数やコメント数を確認することで、よりフォロワーの傾向を把握することができます。
オーディエンス(フォロワー)に関する属性
・国籍
日本国内のユーザーをターゲットとしている場合、海外のフォロワーが多いとターゲットにずれが生じ、費用対効果が下がってしまうので、まず確認をしましょう。
・男女比
商品やサービスに対して、ターゲットとしているユーザーの割合を確認しましょう。例として、女性物の商品やサービスの認知施策に対して、男性フォロワーが多い方を起用しても、リーチ先が異なり、訴求力が下がってしまい、興味関心を抱くユーザーが少なくなり、費用対効果が下がってしまいます。
投稿に関する数値
〈投稿に関するインサイトを確認〉
※フィード面での掲載を行う場合は、下記の項目を確認することが重要です。過去7日間・過去14日間・過去30日間・過去90日間・前月の数値を確認することができますが、少なくとも直近5投稿毎の数値を確認することをお勧めいたします。
・概要での確認事項
∟リーチしたアカウントの合計数(フォロワー/フォロワー以外)/アクションを実行したアカウント数/インプレッション(ハッシュタグ/フォロワー)
エンゲージメント(投稿でのインタラクション)での確認事項
∟「いいね!」の数/コメント数/保存数/シェア数
〈ストーリーに関するインサイトを確認〉
※ストーリーズ面での掲載を行う場合は、下記の項目を確認することが重要です。過去7日間・過去14日間・過去30日間・過去90日間・前月の数値を確認することができますが、少なくとも直近5投稿毎の数値を確認することをお勧めいたします。
・概要での確認事項
∟リーチしたアカウントの合計数(フォロワー/フォロワー以外)/インプレッション数
エンゲージメント(ストーリーでのインタラクション)での確認事項
∟リンクのクリック数
〈クリック想定を算出する〉
・算出方法
インプレッション(表示回数):インサイト情報を記載
仮説CTR(クリック率):0.5%~5%の間で設定
仮説Click数:IMP×CTR=Click
CVR(コンバージョン率):自社のCVR設定
仮説CV数(コンバージョン):Click×CVR=CV
・仮説ポイント
起用を検討するインフルエンサーから、どのくらいの費用対効果が見込めるのか仮説を立てることが重要です。
固定費用での依頼をご検討の場合は、費用対効果=依頼金額-(獲得件数(CV数)×現状のLTV)にて算出が可能となります。
フォロワーの分類を見極める
インフルエンサーの抱えるフォロワーの、属性は大きく分けて5つあります。目的に応じてフォロワーの属性を見極めることが、費用対効果の高いインフルエンサー起用できる大きな要因となります。
・閲覧型
見ることに目的を置いたユーザーです。
・ファン型
アイドルや芸能人など、ファンとして応援をしているユーザーです。
・目標型
インフルエンサーを憧れの存在と置いており、私生活から美容法やファッションに興味を示し、影響を受けているユーザーです。
・情報詮索型
興味のあるジャンルへの「参考にしたい」「学びたい」など情報取集を目的としたユーザーです。
・アンチ型
批判的な意見を発言したり、誹謗中傷をおこなったりするユーザーです。
まとめ
インフルエンサーを選定する場合は、フォロワーの数やエンゲージメント率のみで選定を行うことは、費用対効果が非常に良くない結果を生み出してしまう可能性が高いです。費用対効果が高いインフルエンサーを起用する為には、上記記載をさせて頂いたポイントを必ず確認することをお勧め致します。
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